なるみんの衣装部屋

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今日紹介するブランドは「Hender Scheme」
エンダースキーマ(Hender Scheme)は日本のシューズブランド。プレミアムなレザーを使ったシューズのほか、バック、名刺入れなど革小物なども展開しています。
人気スニーカーをオマージュしたヌメ革製のシューズ「オマージュライン」が人気。このオマージュラインは、“頭の中にある既存のイメージをつかって遊ぶ”という実験的な試みからスタート。
工業製品として製造されてきたスニーカーを、あえて浅草の家内制手工業と呼ばれるような、町の工場の人達が作っています。全く同じデザインでも、異なるのもの生まれ、さらにヌメ革を用いていることから、シューズは徐々に形や色が変化し、ユニークなものに仕上がっていきます。
エンダースキーマのシューズの特徴は、モノが作られる背景や工程にあり、表層的なデザインではなく、過程や考え方をデザインしています。
ブランド名は、心理学用語の”GenderSchema(ジェンダースキーマ)”からの造語で、Genderの頭文字の”G”を、アルファベット順で一つ超えた”H”にすることで、ブランドコンセプトである『ジェンダーを超える』という意味を表現しています。
ブランドコンセプトは、社会的性差(gender)の分野に属する『デザイン』において、男女の性差にとらわれず、ジェンダーを超えて自由にデザインすること。そのため、すべてのデザインで、メンズとレディースの両サイズを展開をしています。なおサイズに関して言うと、実際のサイズをアウトソールの釘の数が表すというユニークな表記方法で知られています。
一方、男女の骨格の差や筋肉の付き方などの生理的性差(sex)については尊重し、木型やカットの深さなどて、メンズ・レディースで若干差をつけています。モードとクラフトのバランスを重視しバランスのとれたデザインも特徴です。