2019.02.19
soucutsの小言

soucutsの小言 vol.27

相変わらず全国を飛び回っております。

各地でセミナーをさせていただき、その度に様々な個性に触れ、

僕もまた成長していくの感じるわけですが、

最近、セミナーでよく質問されることがあります。

「ブランディングってどうしたらいいですか?」

「有名にんるにはどうしたらいいですか?」

 

てことで今回のテーマは

「カリスマ不要論」

 

最近は経営者になり日々、組織として自分がどうあるべきか考えますが、

出た答えとして、カリスマがいる組織はいつか腐敗するということです。

もちろん自分もその一端を担っていた部分も自負しているのですが

昨今の美容室における良い組織の定義は

「カリスマがいない」

ということなのだと思いました。

つまり組織の全員がいかにフラットに物語の主人公になれるか。

もしくは主人公という存在価値をなくしていくか。

が、重要なんだと。

 

で、最近はこんな記事も見て頷ける内容だったので共有します。

 

以下、リンクより記事転載

https://forbesjapan.com/articles/detail/25212/1/1/1?s=ns#

人と人とを「線」で繋ぐとき、二人ではその線は1本にしかならない。4人集まるとそれは6本になり、100人集まると組み合わせの数は4950本になる。

全員がうまくいく日もそうでなかった日も、毎日寝る時に明日も頑張ろうと思える会社。

偉い人もそうでない人も、中心的な人も支える人も、今にベストを尽くそうと思う会社。

これは、ビジョンや過去の社史に意味を求めるのではなく、働くこと自体に意味を見出せる会社である。

別の言い方をすると、多様性の強さを創り出せる会社である。

全員がスティーブ・ジョブズのようになれるわけではないし、出世できるわけでもない。

しかし、全員が毎日自分の仕事に誇りをもってベストを尽くせる会社を作ることができれば、それは他にない組織としての希少性を持ち、事業環境に左右されない強い企業価値を生み出すのではないか。

その会社は経営者が変わっても、事業環境が変化してもしぶとく存続し続ける会社になるからだ。

そういう共同幻想を求心力にできる会社が出来れば、株主にも顧客にも従業員にも価値を生み出し、たくさんの賛同者が集められるのではないか。

未来が見えにくくなり、仕事も自由に選べる社会に変化していく中で、会社の存在に新しいパラダイムが求められている。

カリスマを求める時代になる中で、カリスマの脆弱さも露呈し始めている。

これからは仕事が一人一人にもたらす人生の充実感に焦点を当てる経営が求められる。

あなたが社長でなくても自分の課や部でそういう組織を作ることを試してみてほしい。

そうすれば何者にも代えがたい、非常に強固なチームができるはずだ。

 

 

組織論、しっかり見据えていきたいですね。