2018.11.06
soucutsの小言
soucutsの小言 vol.13

昨日は大阪にてヘアショーでした。
そして、先週は福岡にてヘアショーでした。
さらに来月も東京でヘアショーです。
そこで最近思うことがあったので
今回のテーマは
『人前で表現すること』
ヘアショーと言うと美容師が髪を切ったり、アレンジしたり
髪を何かしら人前で変化させて魅せる余興だと思うんですが、
昨日のヘアショーも色々な方が出演していて、
様々な表現をしていました。
表現は十人十色で、髪の扱い以外にも、
モデルさん、衣装、音楽、映像、照明、演出、言葉
全てが違う。
その違いがとても面白く、興味深い。
かく言う僕も自分の想いを乗せて伝えるべきことを舞台で表現する。
で、最近思うことは、
ヘアショーは誰が見てもグッとくるものにしないといけない。
無条件に感動するものにしなければ無意味ということです。
サロンワーク(お客様のヘアを提案しビジネスする)をメインとした
仕事が美容師の本業なので、
そもそも同業に向けてヘアショーをやる行為自体が、業界活性の名の下に
行う特別な行為なので、プロに向けてプロがどれだけ自分の思想や技術を伝えられるかは
とてもシビアだ。
真剣勝負だと思う。
そのために何度も何度もイメージして頭と手を動かし本番に臨む。
真剣に取り組んだ技術や世界観はどんなジャンルのどんな思想の美容師にも響く。
フェイクはすぐに見透かされる。
だから、人前で表現することは誰にでも出来ることじゃないし、
崇高なものじゃなくてはいけないと思っている。
僕自身、誰よりも人前で表現することが多いからこそ
一番そこにシビアにいたい。
ということで、今後ヘアショーがあったときには
普段ヘアショーに興味ない美容師や一般の方にまで絶対に響く
圧倒的な表現をしていきたいと思う。
ぜひ観にきて頂きたいです。
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